横浜のハンマーヘッドで 6/23 に第一回の接種
私は海外の生徒さん達に日本語をオンラインで教える仕事をしていますので、
受けるかどうか迷っていたワクチン接種でしたが、
生徒さん達や英語の先生の
「お願いだからワクチンを打って!!」
という言葉を受け、
さらに今の日本の状況を考えると、まるでザルのような日本の空港の水際対策(みずぎわたいさく)、
海外からどんどん陽性者(ようせいしゃ)が入って来て、
濃厚接触者(のうこうせっしょくしゃ)の14日間の隔離(かくり)もできていないことから
これから日本はもっとひどくなると考え、ワクチン接種に踏み切り(ふみきり)ました。
ワクチンを打つ/一回目のワクチンを接種する:to get my 1st of the vaccine
ザル:a strainer
濃厚接触者(のうこうせっしょくしゃ):(someone) who had close contact
水際対策(みずぎわたいさく):(security) measures against the tide of COVID
隔離(かくり)quarantine
踏み切る(ふみきる):to decide
実は、私は持病(じびょう)がたくさんあり、しかも肥満(ひまん)です。ハイリスクです。
私一人ならワクチン受けなくても感染しない自信はあったのですが、うちの主人は、
コロナに対する考えが甘く、
コロナなんて風邪と同じ、インフルエンザのほうがたくさん死んでいる、
自分(私の主人)はワクチンさえ打てば大丈夫でこれからどんどん外に出る
と私に対して宣言(せんげん)しましたので、それで私もワクチンを接種することにしました。
持病(じびょう)がある:chronic illness
肥満(ひまん):obesity
政府はワクチン接種後に死亡した人とワクチンの因果(いんが)関係を否定していますが、
私は決して無関係ではないと思っています。でも、この感染爆発(かんせんばくはつ)の状況と
日本の名ばかりの何の役にも立たない非常事態宣言ではコロナは終息(しゅうそく)できないので
私もワクチンを接種するしかないと覚悟(かくご)を決めたのです。
因果関係(いんが かんけい):Causal relationship
感染爆発(かんせんばくはつ):pandemic
非常事態宣言(ひじょうじたいせんげん):a state of emergency
覚悟(かくご)を決める:to make up my mind
ワクチン1回接種後の副反応
通常は1回目の後は、ちょっと腕が痛いくらいでたいした副反応はないらしいのですが、
これはやはり人によって違うようです。
私の場合特殊(とくしゅ)で、小さい頃結核(けっかく)の予防注射ツベルクリン反応というものを
今の50代以上の人はみんなやっていると思うのですが
普通は一回BCGを打てば翌年はみんな抗体(こうたい)ができて、翌年は陽性になり
クラスの中でもBCGを打たなければならない子が年々(ねんねん)減少していくのです。
私は毎年毎年BCGを打っても一人だけ陽性にならず、なんと小学校6年生になっても陽性反応にならず、
当時の私は意味がわからなかったので、
前日(ぜんじつ)にツベルクリン反応を打たれた腕を定規(じょうぎ)でバンバン叩(たた)いて
大きさをOKの大きさに無理やりしてBCGから逃(のが)れました。
注射(ちゅうしゃ)が怖(こわ)かったわけじゃないんです。
田舎者(いなかもの)ですしね、目立つのが嫌というか・・・
昔は人と違うことがとても恥ずかしかったのでそういうズルをしてしまったのですが、
今考えると怖いことをしましたよね。
というような体質(たいしつ)のせいかどうかわかりませんが、私は1回目の接種後(せっしゅご)、
ずっと軽いインフルエンザのような症状(しょうじょう)になりました。
その状態は2回目接種の前日(ぜんじつ)まで続きました。
特殊(とくしゅ):to be different from others
結核(けっかく):tuberculosis
予防注射(よぼうちゅうしゃ)vaccination
ツベルクリン反応(はんのう):tuberculin skin test
定規(じょうぎ):a lurer
ズルをする: to cheat
体質(たいしつ):constitution
症状(しょうじょう)symptom
2回目ワクチン接種の副反応が怖くて入院(ストレスケア病棟(びょうとう))
7/21、二回目の接種の前に以前も入院させて頂いたストレスケアの病院に入院させて頂きました。
ワクチン接種に関する不安がとても強すぎて、
この1か月以上、睡眠薬(すいみんやく)も、安定剤(あんていざい)も飲んでいるのに
全く夜眠れないのです。
睡眠時無呼吸症候群も患(わずら)っているので病院にはCPAPを持参(じさん)し、
家にいるよりは10000倍ぐらい安心できる環境です。
これまで無理をしてきた結果、少し休まないと仕事にも影響が出てきていました。
キーボードを打つ指が震えたり、声が枯(か)れたまま、もとのいい声に戻らなくなってしまったり。
話すのが仕事の私にとって、声は大事な商売道具(しょうばいどうぐ)ですから、
この悩みもありました。
ということで7/15に入院させて頂き、家にいるよりは落ち着きましたが相変わらずよく眠れません。
副反応(ふくはんのう):side effect
病棟(びょうとう)hospital ward
睡眠薬(すいみんやく):hypnotic
精神安定剤(せいしんあんていざい):anti-anxiety drug
睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐんん):sleep apnea syndrome
患(わずら)う:to develop
持参(じさん)する:to bring
商売道具(しょうばいどうぐ): business tool
2回目ワクチン接種前に発熱(ストレスケア病棟)
37.4℃ と、 熱が下がらなくなってしまって、正直、こんな状態でワクチン接種に行ってもいいのかと思いました。
看護師さんの勧めでワクチンセンターに電話してみると、二回目の接種なので、明日7/21に体調が悪ければ
7/31までならフリーでいつでもワクチンを接種できると言われましたので、まず安心です。
(横浜市大規模接種センターハンマーヘッドの場合:お住(す)まいの自治体(じちたい)によって違うと思いますので)
7/21 二回目接種当日
当日は、打ったところは1回目より痛く感じましたが、看護師さん達のおかげで熱も下(さ)がっていましたし
行きはタクシーで6500円もかかって行ったのに、帰りは地下鉄やJRを乗り継いで、最寄り駅(もよりえき)からタクシーで
病院に戻(もど)りました。1100円(タクシー代)
当日(とうじつ)=その日
お住(す)まい =あなたが住んでいる場所(敬語)
自治体(じちたい): unincorporated area
乗り継ぐ(のりつぐ):電車やバスを乗り換えていくこと
最寄り駅(もよりえき):nearest station
戻る(もどる):to go back
7/22 二回目接種後 2日目
朝起きると案の定(あんのじょう)、
左の腕が猛烈(もうれつ)に痛くなり、生徒さんたちがいつも上がれていた階段を上がれなかったと
行っていた意味がわかりました。熱は37.2~37.8 までの間を行ったりきたりしています。
とてもだるいです。 病院で用意して頂く朝食は食べられませんでした。
お昼はカレーだったので2口(ふたくち)ぐらい食べました。
案の定(あんのじょう)
やっぱり、思ったとおり as I expected
二口(ふたくち): two spoons
看護師さんたちは、アイスノンを持ってきてくださったり
バイタルを定期的に計(はか)ってくださったりとほんとうにありがたいです。
いつもは自分で取りに行く朝食も取りにいけないで、すっかり寝込んでいました。
アイスノンは2つ目です。明日熱が少し下がればいいなと思っています。
バイタル : vital signs
計(はか)る: to check
寝込む(ねこむ):病気のためベッドから起きられないこと
7/21 二回目接種後 3日目 7/23
やった! 熱がだいぶ下がりました。37度を超えなくなったので、アイスノンを返し
朝は20分ぐらい外を散歩もしました。脈拍も落ち着いてきました。
昨日は、脈が99もあって、何もしていないただベッドで寝込んでいるだけなのに血圧上昇。そして
脈も99になったので少し心配しましたが、看護師さんたちのお話では、熱が出ているので
当然脈も速くなっているけど、このぐらいの値なら心配いらないとのことでした。
思い起こせば、20年以上前、超元気で毎日エアロビクスをやって横浜だけじゃなく、東京や厚木のスタジオまで
先生をおっかけてただエアロビクスをやりたいだけのためにあちこち飛び回っていた時がありましたが、
その時、体調は悪くないんだけど咳が急に止まらなくなってしまって、でも元気だからずっと放置していたのですが、
やはりエアロのスタジオでも咳がすごく出て、皆さんに嫌な顔をされるので、
一度病院に行って診てもらおうとしたら、当時の横浜市立病院の内科の先生、名医でしたね。診察する前の段階
つまり私が中待合(なかまちあい)で待っている時の咳の音を聞いて、「肺炎になってるよ」と
おっしゃったのです。
レントゲン検査の結果、肺炎になっていました。それもかなり重症。
えーーーーーーーーーーーーーーーーーー
でも、熱は35度台でした。熱はなく、頭痛もなく、ただ咳がひどいだけ。
そのまま車いすに乗せられて病室まで連れていかれました。
「絶対安静(ぜったいあんせい)」
つまり病室までも歩いてはいけないという状態だったらしいです。
怖いですね。今はまるで病気のデパートのような私ですが、この肺炎になるまではほんとに元気でした。
そして、その入院で死にかけたのです。
入院と同時に点滴(てんてき)開始。 するとみるみる熱が上がって39度を超えて40度になってしまいました。
もちろん、アイスノンや氷枕(こおりまくら)で冷やして頂きながら、解熱剤(げねつざい)も注射して頂くのですが
熱が下がりません。
私は苦しくて、坂道を転げ落ちる夢を見ました。このまま坂道を下まで落ちてしまえばもしかしたら
死んでしまっていたのかもしれません。
その時、夜勤(やきん)の看護師さんが、一晩中私を冷やしてくれて、とうとう両脇(りょうわき)と両鼠径部(りょうそけいぶ)にも
小さい氷水(こおりみず)を作ってくれて全体で6か所(ろっかしょ)冷やし続けてくれました。
私は寒くて寒くてしかたがなかったのですが、でも看護師さんの看護のおかげで
朝になると少しずつ熱が引いて行きました。
看護師さんが、実はあのまま熱が下がらなかったら命が危なかったんだとおっしゃって、
私は朝まで寝ないで看病してくれた看護師さんに対し、ありがたくて涙が出ました。
この時から、やはり熱には敏感(びんかん)になっています。平熱(へいねつ)を常に計(はか)るようにしているし、
咳が止まらなければ病院へすぐに行きます。
私はそのあと、膵炎(すいえん)で3回も入院するので、
看護師さんは私にとって天使(てんし)でしかありません。
いつも元気な人は、自分には関係のない話だと思うかもしれません。
20年前、肺炎になる前の私もそうでした。自分の体力を過信(かしん)し、
死にかけたのですから。
だから今では、できるだけ気を付けて生活しようと心がけています。
今、午後5:44 熱は一度午後になって上がりましたが、また下がりました。
どうやら上がったり下がったりを繰り返しながら落ち着いていくようです。
それでもワクチン接種後5日目に亡くなった方もいらっしゃるので、
もうしばらく経過観察(けいかかんさつ)をします。
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